サイト開設のきっかけと出版への歩み

私が前身のウェブサイト『The Essential イプシロンデルタ.Meets』を開設した主なきっかけは、高校数学と大学数学の間にある「大きなギャップ」を解消したいと考えたことにあります。高校までは数学が得意だったにもかかわらず、大学に入った途端に抽象度が高くなり、授業についていけなくなってしまう。そして、大学数学の本当の面白さに気づけないまま卒業してしまう方が非常に多いという現状を、どうにかしたいという強い想いがありました。

私は現在、中高の数学教諭を務めており、日々の指導を通じて現在の学生の皆さんが「どこでつまずきやすいのか」をリアルに把握しています。そのため、そこに最大限の注意を払いながら、**「高校生の視点から大学の数学を眺めてみる」**、あるいはその逆に**「大学数学の視点から高校の数学を捉え直してみる」**というアプローチを日々研究してきました。その研究成果をインターネット上で公開するため、自身のレポートをいくつかサイトにアップしていたのです。難解な大学数学を直感的なイメージで理解することは容易ではないため、当時はかなり大胆なアプローチも試みました。

こうしてレポートを発信し続けるうちに、幸運にも書籍を出版する機会に恵まれました。これまでに大学新入生の皆さんを意識した視点から執筆を行い、2冊の書籍を出版することができました。現在市販されている一般的な専門書とは一線を画す、独自の視点で丁寧に解説していますので、機会がございましたらぜひお手にとってご覧いただけますと幸いです。

【レポートの公開についてのご案内】 書籍化に伴い、以前サイト上にアップしていた「本の原稿(ベースとなったレポート・研究集)」の公開は現在終了しております。過去のレポートを目的にお越しいただいた方には恐縮ですが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

本の出版
■ 直感でつかむ大学生の微積分
■ イメージでつかむイプシロンデルタ・位相空間論
原稿掲載
2026年 3月号 数学教育 文理横断・文理融合(STEAM)の推進(中学校) の実践教育が掲載されました。
2023年 8月号 数学教育 どの生徒もかけるようにする「レポート」の指導 という原稿が掲載されました。
2023年 4月号 数学教育 新しい世界の扉を開く 高校数学の授業開き micro:bitを使って,校舎の高さを測ろう
2022年 6月号 数学教育 「二次元コード入りの小テスト」という授業実践報告が二ページにわたり掲載されました。
2020年 6月号 数学教育 「レポート」という授業実践報告が4ページにわたり掲載されました。
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