過去の数学教育の取り組み
「数学は世の中役に立つのですか」
という生徒の問いに,いろいろ考え,答えを求め続けてきました.昔は,本屋に足をはこんでは,いろいろな数学教育の本を読みあさり,数学はこんなところで役に立っているよという視点からいろいろな取り組みを行いました.ここでは過去に取り組んだ数学教育の取り組みを紹介します.本格的にパワーポイントやタブレットを取り入れて授業行う以前の2012年以前の授業の紹介です。
■コンピューター実験(2002年中学2年生) 倍々の怖さ
2002年から勤務校が完全5日制になり,土曜日を数学好きな人向けに任意参加の土曜講座を開きました.『授業から離れて、数学を楽しむ講座。教科書では体験できない数学の不思議さ、楽しさを体験する講座が、土曜講座。内容は高度であるが、Mathematica などコンピュータの力を借りて数楽(すうがく)します。』をモットーにいろいろな取り組みをしました.
■中学生2年生が「積分」を体験!
1学期の『倍々の怖さ』に引き続き,夏休み中学生に積分を体験させました.
■中学生の数学研究集を作成(2003年中学3年生)
■積分ー紀元前の測量を体験する-(2003年高校2年生)
■関西電力の電気料金表を式で表す(2008年中学2年生)
2008年度 第13回 全国私立大学 附属・併設 中学校・高等学校 教育研究集会 の研究授業で発表しました
■オイラー数(頂点の数-辺の数+面の数=2)を考える(2012年中学1年生)
その他数学ソフトを使っての過去の取り組み
電子黒板で使いやすい学習ソフト・・・このサイトのソフトは授業でかなりお世話になりました
関数のグラフ,2次関数の変化の割合(物体の落ちる速度)など
Cabri ll Plus・・・幾何ソフトCabri ll Plusで正方形の切断面を解説しました(カブリは公費で購入)